3歳ハンデ重賞「第72回ラジオNIKKEI賞」で唯一、木曜追いを行ったのがレーベンスティール。G1・4勝トウカイテイオーの孫は、美浦Wコースでソフトな最終仕上げながら、軽快なステップを踏んで動きの端々から能力の高さが伝わる。重賞初挑戦で初Vの可能性も十分だ。 その身には希代のスターホースの血が流れている。レーベンスティールの母父は、91年ダービー、93年有馬記念などG1・4勝のトウカイテイオー。目を引く流星、端正な顔つきは祖父の生き写しのようだ。田中博師も「初めて見た時に“あ、これはトウカイテイオーぽいな”と思った。目つき、顔つきがりりしくて、凄くかっこいい馬ですね」と穏やかに笑った。 ラジオNIKKEI賞組で唯…