1年ぶりの実戦となった1993年有馬記念で奇跡の復活勝利を遂げたトウカイテイオー。手綱を取った現本紙評論家の田原成貴氏は当時を振り返って「今思い出しても感動する」とおっしゃっていました。その名の通り「帝王」ほか、「奇跡の名馬」とも呼ばれ、今も競馬ファンの記憶に、その雄姿は深く刻まれています。 そんなトウカイテイオーを母の父に持ち、その血をしっかり受け継いでいるのが、GIIIラジオNIKKEI賞(7月2日=福島芝1800メートル)に出走するレーベンスティール。それも姿形からしてよく似ているんです。 「りりしい顔で、かっこいい。パッと見“トウカイテイオーだ”と思った記憶があります。すごく小顔で、目つきもかっこ良くて…