◆第64回宝塚記念・G1(6月25日、阪神・芝2200メートル)=6月24日、栗東トレセン 天皇賞・春4着からの逆転を狙うブレークアップ(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父ノヴェリスト)は、レース前日は、坂路を63秒8―14秒3で軽快に駆け上がった。柔らかい走りで好印象だ。見守った吉岡調教師は「(転厩3戦目で)うちの調教にも慣れて、動けるようになってきた。メンタル面もいいし、心・技・体が整ったかなと思います」と納得の表情。 昨年の有馬記念(16着)を除けば安定した成績を誇る。「ここ3走では一番いいと思う。充実期に差しかかっているね」とトレーナー。今回は川田が初めて手綱を執る。2200メートルでも3勝を挙げており、ここでも粘…