「東京ダービー・S1」(7日、大井) 地方競馬を代表する名手・御神本訓史騎手(41)=大井=に、ついに“その時”が来た。無敗のまま、羽田盃を6馬身差&レースレコードで圧勝したミックファイア(牡3歳、大井・渡辺和)で、自身14度目(1番人気3回)の東京ダービー挑戦。悲願成就へ、最大のチャンスを迎えた。 ミックファイアの手綱を取り、2番手から早め先頭でクラシック1冠を奪取。「スピードがあって、無理せずあの位置。それで上がりも最速。かなりレベルが高い馬」と高評価する。だが、同じく羽田盃を5馬身差で圧勝したミューチャリーで挑んだ2019年。ヒカリオーソに2馬身差で敗れた悔しい経験があるだけに「今…