「日本ダービー・G1」(28日、東京) 節目の90回目を迎えた3歳頂上決戦を制したのは、新種牡馬サトノクラウン産駒の4番人気タスティエーラ。2着に敗れた皐月賞の雪辱を果たし、世代7708頭の頂点に立った。ダミアン・レーン騎手(29)=豪州=は4回目の騎乗で初勝利を飾った。2冠を狙った1番人気の皐月賞馬ソールオリエンスは首差及ばず2着。3着には6番人気ハーツコンチェルトが続いた。なお、2番人気のスキルヴィングはゴール入線後に転倒。急性心不全で命を落とした。 欲すれど容易に届かぬ“頂”。日本競馬の未来を背負う横山武、松山、横山和が、われ先にと残り100メートルでこん身のムチを振るう。果たして…