4月22日に京都競馬場がグランドオープンした。同30日の天皇賞・春当日はあいにくの天気のなか、4万5580人が来場。当地では約2年半ぶりとなるG1ファンファーレに、大きな歓声が上がった。2021年3月の着任以降、『新装開催』に向けて奔走してきた松田恵作・京都競馬場場長は「おかげさまで好評をいただき、大盛況でうれしいです」と胸をなで下ろしている。 メインスタンド(ゴールサイド)と同様、馬場も路盤から大規模な改修が行われた。レイアウトに変化はないが、芝の外回りコースは4角のカーブが緩やかになった。個人的に特に気になっていたので、レースを注視してきたが、直線入り口で無理な体勢になる馬はほとんど見られず、全体的に…