「オークス・G1」(21日、東京) 圧倒的な強さを誇る桜花賞馬がオークスに参戦したとしても、他の馬にチャンスがないわけではない。リバティアイランドが牝馬クラシック2冠を狙う23年も同様だ。2000年以降、人気が集中した桜花賞馬の牙城を崩した樫の女王を4回に渡って振り返る。第3回は14年の覇者ヌーヴォレコルト。 ◇ ◇ 2014年の牝馬クラシックは今年と似ている。桜花賞は1番人気のハープスターが制したが、今年の桜花賞馬リバティアイランドとは鞍上の川田も、大外一気の脚質も、上がり3Fのタイム(32秒9)まで一緒。ハープスターはオークスでも単勝1・3倍と圧倒的な人気を背負う。だが、最後に…