大幅な改装工事を終えて、22日に2年半ぶりの開催となるグランドオープンの日を迎えた京都競馬場。2万2525人の観衆が駆けつけ、売り上げは前年(昨年4月23日の阪神9日目)比で24・5%の大幅増と盛り上がりを見せた。“シン京都”の1日目を、戸田和彦記者が「見た」。 淀にファンの歓声が戻ってきた。グランドオープンを迎えた京都競馬場で注目を集め、そして盛り上げたのは武豊騎手だろう。2年半ぶりに特別ファンファーレが鳴ってスタートした特別初戦の9R・あやめ賞。プッシュオンで直線一気を決めて“初勝利”は、「庭」と表する京都競馬場での通算1382勝目。決めるところで決める。さすがのひと言だった。 2年半の改修工事を終え…