23年クラシック開幕戦となる牝馬3冠第1弾「第83回桜花賞」が9日、阪神競馬場で行われ、昨年の最優秀2歳牝馬で1番人気リバティアイランドが直線、外から豪快に差し切り、桜の女王に輝いた。コンビを組んだ川田将雅(37)は14年ハープスター、22年スターズオンアースに続く桜花賞3勝目となり、史上6人目の当レース連覇。G16勝目となった中内田充正師(44)はクラシック初制覇となった。 2歳女王がとてつもなく強く、成長した姿で阪神競馬場に帰ってきた。4コーナー16番手から直線、大外に持ち出したリバティアイランド。鞍上・川田の右ステッキに応えて加速するが、残り300メートルでも前とはまだ5馬身差あった。さらにギアを上げて伸びると残り30…