「高松宮記念・G1」(26日、中京) 桶狭間の電撃戦を制したのは12番人気の伏兵ファストフォース。好位から力強く末脚を伸ばしてライバルを退けた。デビュー5年目の団大成騎手(22)=栗東・斉藤崇、管理する西村真幸調教師(47)=栗東=ともに、うれしいG1初制覇となった。2着は2番人気のナムラクレア、3着には13番人気トゥラヴェスーラが入り、1番人気のメイケイエールは12着に沈んだ。 ◇ ◇ 勝ったファストフォースは道中、前にアグリ、隣にメイケイエールを見ながらレースを進め、直線はスッと前があいてロスのない競馬ができていました。力で勝ち切ったというよりも、全ての歯車がうまくかみ合ったと…