「日経賞・G2」(25日、中山) 菊花賞馬アスクビクターモアは22日、美浦Wでの単走。柔らかい動きで、6F82秒7-36秒7-11秒3で直線は伸びやかに加速した。田村師は「うまくいったと思う。1回休ませたが、その(宮城県の)山元トレセンの4カ月がすごく良くて、心身ともにリフレッシュさせ、徐々に乗ってねじを上げていく。その3段階がものすごく順調に行った。100点満点で厩舎が引き継げた」と胸を張った。 22年暮れには有馬記念参戦も検討されたものの、4歳シーズンの素質開花を最優先して見送った。師は「地力のベースも上がっている」と成長に目を細める。オーナーにも「完璧な古馬の牡馬になりました」と最…