「金鯱賞・G2」(12日、中京) 開業2年目の指揮官に千載一遇のチャンスが訪れた。中村直也調教師(44)=栗東=が金鯱賞にヤマニンサルバムをスタンバイ。転厩後は10戦して全て3着以内という堅実派で、中京は4戦4勝と得意にしている。11日の阪神スプリングJに挑戦するロードアクアとの2頭で、厩舎初となる重賞Vを目指す。 新進気鋭のトレーナーが重賞初Vをつかみ取る。開業2年目の中村師は今週、金鯱賞にヤマニンサルバム、阪神スプリングJにロードアクアを送り込む。厩舎は22年に入って特別勝ち2勝を含む6勝と好調。22年初の重賞挑戦だが、今の厩舎の勢いなら侮れない。 好調の要因の一つが、師がこだわる…