2歳戦における“登竜門”といえばGII東京スポーツ杯2歳Sや、旧GIIIラジオNIKKEI杯2歳Sが有名だ。そして2歳1勝クラスの特別戦のいくつかも重賞級の出世レースとして機能している。タヤスツヨシ、アドマイヤベガ、キングカメハメハ、エイシンフラッシュと4頭のダービー馬を送り出したエリカ賞(阪神10ハロン)がその筆頭。 複数のGI馬を輩出の百日草特別(東京9→10ハロン)、ひいらぎ賞(中山8ハロン)なども例年、好メンバーが集う。11月の東京8ハロンが舞台のベゴニア賞は“2歳王者決定戦”に直結。ダノンプラチナ(14年)、サトノアレス(16年)は中2週で阪神のGI朝日杯FSに臨み見事に最優秀2歳牡馬の座に就いたのだが…。 生涯で獲得したGIタイ…