春のクラシック路線に向けて、3歳世代を独断で格付けする。今回は牡馬の変動はなく、牝馬はシンザン記念を制したライトクオンタムが2位にランクイン。ディープインパクトのラストクロップが、父をほうふつとさせる末脚を発揮し、無傷2連勝で重賞初制覇を達成した。レースラップ後半3F35秒6と時計がかかり、差しが決まりやすい展開になったとはいえ、馬群の大外を回って差し切ったレースぶりにはインパクトがあった。 V時計1分33秒7は昨年のマテンロウオリオンより0秒4速く、同じ舞台で行われた京都金杯の1分32秒7と比較しても水準以上の時計と判断できる。過去に牝馬で同レースを制したジェンティルドンナとアーモンドア…