22年ダートの2歳チャンピオンを決定するJpn1「第73回全日本2歳優駿」が14日、川崎競馬場で行われ、JRAの3番人気デルマソトガケが直線外から差し切りV。3連勝で重賞初制覇を果たした。 序盤は激しいハナ争い。2F目には11秒2を刻むなど前半3Fが35秒6。スタミナも要求されるレースだった。ソトガケは中団で折り合いに専念。「当初はもう一列前を取りたかったがペースが流れたのでいい位置かな、と。輸送もあったのにどっしりしていた。馬に勇気をもらった」と松若に焦りはなかった。向正面でペースが緩むと一気に前との差を詰める。直線入り口では外の4番手。「頑張ってくれと必死に追っていた」という鞍上の右ステッキに応え、内を伸びたオマ…