【地方からの風】秋が深まり、2歳戦がヒートアップしてきた。8日、川崎で行われたS2ローレル賞はマカゼが逃げ快勝。牝馬戦線の中心に躍り出た。来週以降も注目レースが目白押し。16日、大井で行われるS1ハイセイコー記念で重賞タイトルを狙うのが浦和のピノホホッア(牡=野口)だ。「何ごとにも動じない性格。気を使う必要がない。逆にピリッとしたところがなくて心配になるが、レースに行くと前向きなところがいい」。野口師は実戦向きのメンタルを高く評価している。 能力も一級品。8月、浦和800メートルで白星デビューを飾った。47秒6の好タイムで2着に4馬身差。この圧勝劇で手応えをつかむと、2戦目で早くも重賞に挑む。9月、大井で行わ…