◆第56回スプリンターズS・G1(10月2日、中山・芝1200メートル) 今週のスプリンターズS・G1(10月2日、中山・芝1200メートル)での注目馬はヴェントヴォーチェ(牡5歳、栗東・牧浦厩舎)だ。当舞台での持ち時計1位のタートルボウル産駒で、牧浦厩舎は6ハロンのレースが得意距離。さらに今年は驚異の馬券の回収率と、データからは波乱の立役者となる資格は十分だ。 札幌のキーンランドCで重賞初タイトルを手にしたヴェントヴォーチェだが、決して洋芝巧者というわけではない。3馬身差で圧勝した4走前の春雷S(リステッド)でマークした1分6秒8は、中山・芝1200メートル戦におけるメンバー1位の持ち時計。むしろ中山替わりは好材料だ。 …