競走馬一頭一頭にドラマがあれば、目撃する我々にもまた、それぞれのドラマがある。そんなシーンを取材する競馬記者は決して肩入れすることなく、冷静に、的確に伝えるのが仕事…。いやいや、思いがあふれるようなら、ありのままに伝えればいいではないか。赤城真理子記者は第56回スプリンターズS(10月2日=中山芝外1200メートル)でナムラクレアを全身全霊で応援します!! 厩舎がどれだけ究極に仕上げきり、勝てる自信を持っての出走だったとしても、ゲートが開いてみるまで何が起こるか分からないのが競馬。自信があればあるほど、力を出し切れなかった時の落胆は大きいわけで…。 ナムラクレアの北九州記念(1番人気3着)は長谷川厩舎の方…