「CBC賞・G3」(3日、小倉) 圧巻のレコードVだ。2番人気に推されたテイエムスパーダが、レース史上最大着差タイとなる3馬身半差の快勝。五十嵐忠男調教師(69)=栗東=は、3歳牝馬のパフォーマンスと鞍上・今村聖奈が見せた度胸満点の騎乗を絶賛した。トレーナーはコンビ継続で北九州記念への参戦を示唆。サマースプリントシリーズ制覇へ、フレッシュなコンビがさらに加速する。 紅一点のルーキーを背に、3歳牝馬が逃げる、逃げる。2番人気のテイエムスパーダが影も踏ませぬ逃走劇を披露。1分5秒8という異次元のJRAレコードで重賞初タイトルを奪取した。 今村聖奈の思い切った騎乗に、五十嵐師が舌を巻く。「言…