子供のころ、ドラマでスケバン刑事や花のあすか組! にハマり、鋭い目つきでキツメの言葉を発する女性を憧れのまなざしで見ていた。で、大人になって競走馬=ウインマリリンがその記憶を呼び起こしてくれるとは…。栗毛をなびかせ、さっそうと走る姿はまさに子供時代のヒロイン。デビュー以後、ひいき目満載で応援してきた。 それゆえオープン入り後も評価は自然に甘めになり、近2走のGIでも大いに期待したのだが、ともに16着。大舞台の壁の高さを痛感した。今回の宝塚記念(26日=阪神芝内2200メートル)も前2走と同じ阪神となれば、さすがにこれ以上の深追いは禁物と心に決めていた。 しかし、その心が揺らいでしまったのが先週水曜(15日…