第1回東京優駿大競走(日本ダービー)が行われた目黒競馬場の名称を由来とするレースで、日経新春杯、アルゼンチン共和国杯とともにGII格付けのハンデ戦として親しまれている。2006年からは日本ダービー当日の最終レースに組み込まれている(2011年は前日に施行)。ダービーと走行距離は100mしか違わないが、こちらは坂下からのスタートとなるためにより持久力を問われるレースだ。 ◎パラダイスリーフはサンシャインSの優勝馬。全兄にラジオNIKKEI賞など重賞2勝馬ゼーヴィントがいる血統で、本馬自身も新馬、特別を連勝したほどの素質馬だが、慢性的な屈腱炎を抱えており、思うように競馬を使うことができないのが悩みだ。それでも、これまで7…