「京都新聞杯・G2」(7日、中京) 8番人気の伏兵アスクワイルドモアが、粘るヴェローナシチーを半馬身差かわして重賞初制覇。2分9秒5のJRAレコードをたたき出し、競馬の祭典への道を切り開いた。 「4角から直線で他馬を妨害してしまいましたが、馬は素晴らしい伸びでした。2歳の頃よりパワーをつけたので、それが結果につながりましたね」。2月の京都牝馬Sに続く重賞2勝目を飾った岩田望は、騎乗停止処分(21、22日)をしっかりと受け止めつつ、自厩舎での重賞初Vの喜びをかみしめた。東京で見守った師匠の藤原師も「馬も人間も成長しているね。ただ、4角で他馬に迷惑を掛けて申し訳ない」と弟子と管理馬によるタイ…