阪神JFの直後の一戦ということで、現時点での重賞好走クラスが参戦してくることは稀。1勝クラスとも大差のないメンバー構成になることが通例だ。適性や力関係が読みにくい難解な一戦で、二桁人気馬は過去10年で3勝しており、2着も3回ある。 1.距離延長は苦戦 過去10回で、前走1600m未満の距離を使われていた馬は[1-1-4-43]で複勝率12.2%。昨年は1・3着が距離延長組だったが、例年の全体的な傾向としては不振気味だ。人気どころでも、20年アヌラーダプラが1番人気で6着、17年にキャスパリーグが2番人気で12着、12年はオメガハートランドが1番人気で4着に敗れている。 2.関西馬は割引が必要 関西馬の勝利は09年のジェルミナルが最後…