中央馬にデビューから2連勝の馬が2頭いて、ほかにも中央・地方合わせて前走まで3連勝以上という馬が4頭。馬柱には“1”の数字がずらりと並び、例年以上にレベルが高く、能力比較の難しい一戦となった。そんなメンバーでも単勝1.8倍という断然の支持を受けたドライスタウトが強いレースを見せた。 初ダートのカイカノキセキがハナに立つと、ドライスタウトは10番枠から難なく外めの2番手につけた。1コーナーまでに隊列がほぼ決まったため、1?2コーナーをまわるあたりでは一旦ペースが落ち着いた。しかし向正面に入ると、残り800mのあたりから前がペースアップ。3コーナー過ぎでは前2頭が3番手以下との差を広げたが、逃げていたカイカノキセキ…