中山競馬場の内回りコースを2周するレースで、現在行われている中央競馬の平地重賞の中では最長距離戦。過去10年で1?3番人気は6勝2着4回3着5回。特殊な条件で行われるレースゆえにリピーターが多いことでも知られるレースで1番人気馬も5勝2着1回3着2回と期待に応えるケースが多い。 とはいえ、今年は連覇を狙っていたオセアグレイトが直前で回避するなど、やや波乱含みの1戦となっている。 ◎トーセンカンビーナは、昨年の阪神大賞典2着馬。天皇賞・春にも挑戦し、勝ったフィエールマンから0.7秒差5着と長距離適性は十分だ。脚部不安で約10か月ぶりの丹頂Sは、8着だったが、上がり推定35.9秒。前走のアルゼンチン共和国杯も後方から差を…