1着賞金3億円をかけた国際決戦、第41回GIジャパンカップ(芝2400メートル)が28日の東京競馬場で決戦の火ぶたを切る。史上初となる4世代のダービー馬激突、17年以来となる3頭(以上)の外国馬参戦と話題豊富だが…。もっとも耳目を集めるのは昨年、史上3頭目の無敗3冠を達成したコントレイルのラストラン。全レース終了後にパドックで行われる引退式が「陽」となるのか「陰」となるのか…。陣営の懸命な調整を思えば、前者になるのは間違いなさそうだ。 伝説の始まりはちょうど2年前だった。GIII(当時)東京スポーツ杯2歳Sで早め先頭から1分44秒5という驚がくのレコードV――。父ディープインパクト級の“衝撃走”を決めた時点で、翌年のクラシッ…