「武蔵野S・G3」(13日、東京) まさに横綱相撲。昨年の2着馬で3番人気に支持されたソリストサンダーが、中団外め追走から直線半ばで先頭へ。内から伸びたエアスピネルの追い上げも難なく退け、最後まで脚色が衰えることなく、堂々と重賞初Vのゴールを駆け抜けた。 この日、特別3連勝を決めた絶好調の戸崎圭は「抜け出しが早いかな思ったけど、うまく頑張って走ってくれた」と安どの表情。かしわ記念2着、南部杯3着など、あと一歩でタイトルに手が届かなかっただけに、3走前から手綱を取ってきた鞍上は「今まで重賞で惜しいところまで来ていたので、良かったです」と、4度目の正直に胸をなで下ろした。 2走前のエルムS…