前日は晴れ・良馬場で行われていた金沢競馬場だが、この日は第1レース前から雨が降り続き、ときおり視界があまりきかないほど降りが強くなることもあった。それゆえ稍重でのスタートも、第2レースには重、第4レースでは不良と馬場状態が急激に悪化。水が浮くほどの馬場状態は、結果に少なからず影響したと思われる。 これといった逃げ馬がいないなかで、迷わずハナをとったのはメイショウカズサ。2番手にスワーヴアラミスで、直後にその他中央勢と船橋のミューチャリーらがほぼ一団で続いた。 隊列に大きな変化はなく、向正面に入って徐々にペースが上がると、ついていけなくなった地方馬が順に脱落。3コーナーあたりでは中央のヴェンジ…