2006年に管理馬2頭(フサイチジャンク、ダイアモンドヘッド)を出走させて以来、池江泰寿調教師は数多くの名馬を皐月賞に送り出してきた。特に近10年(11?20年)は毎年、管理馬が出走する“皆勤賞”。もちろん、ただ送り出すだけではなく、しっかりと結果を出すのが超一流の証し。言わずと知れた後の3冠馬オルフェーヴルが11年に厩舎初の皐月賞のタイトルをゲットすると、17年にはアルアイン→ペルシアンナイトによるワンツーフィニッシュという離れ業まで演じている。そして連続11年目となる今年、池江厩舎が送り出すのが、ディープインパクト産駒の新たな怪物の期待がかかるディープモンスターだ。 その蹄跡の始まりは昨年8月23日の小倉新馬戦…