2月末で解散する西浦勝一厩舎の石橋助手は20歳のとき、ファンタストクラブで休養中のテイエムオーシャンに騎乗していた時、初めて西浦師と出会いました。 「馬を見る目は厳しく、最初の印象は怖かったです。でも、馬から降りると食事に誘っていただくようになり、やがてJRAの厩務員への道が開けました」(石橋助手) トレセンに入ったあとは16年間、西浦厩舎ひとすじの馬人生。最近の担当馬はテリトーリアル。2019年に準オープンの難波S、リステッド競走のカシオペアSを制するも、そのあと、重賞ではあと一歩の成績が続いていました。 「昨年の秋、リステッド競走のオクトーバーSは勝ちましたが、そのあとの福島記念は3着。続く、中日新聞杯…