「京都金杯・G3」(5日、中京) 21年の中央競馬が開幕した。京都金杯は12番人気の伏兵ケイデンスコールが快勝。重賞2勝目を挙げた。2着には2番人気のピースワンパラディ、3着には14番人気のエントシャイデンが入り、3連単は122万円を超える波乱となった。 大波乱の立役者となったのは、12番人気のケイデンスコールだった。スタートを決めて、好位のラチ沿いをロスなく追走。道中は脚を温存し、直線でスペースがあくと、手応え通りの反応を見せて、鮮やかに突き抜け、迫るピースワンパラディを3/4馬身差しのいだ。 ゴールの瞬間、高々と右手を上げた岩田康は「最高です。狙っていたレースでしたから。枠順も良か…