今年の有馬記念の勝ち馬クロノジェネシスの父は、凱旋門賞馬のバゴ。例年の有馬記念の傾向通り、「日本の春クラシックに縁遠い種牡馬」の産駒が優勝。 血統には個性が見られましたが、血統を育む人々の傾向は一定過ぎました。1-4着が(5着同着の1頭も)すべてノーザンファーム生産馬。1-4着はすべてノーザンファームのクラブ法人所有馬。 今や、血を育む人も含めた個性を馬券でも楽しめそうなのは、JRAのGIよりもNARのGIレースなのかもしれません。 先月のJBCスプリントも、NARの人々が育んだサブノジュニアが優勝。同馬は父が大井ダート1200mの名血サウスヴィグラス。母父も大井の名血カコイーシーズ。さらに牝系は、アーモンドアイ…