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アーモンドアイ引退式 静かに別れを惜しむ…国枝師「ジーンとくるものがある」

  • アーモンドアイ引退式 静かに別れを惜しむ…国枝師「ジーンとくるものがある」

     夕闇が降り始めた19日の午後4時20分。史上初の芝G1・9冠馬アーモンドアイがパドックに姿を現した。ソーシャルディスタンス厳守もあってか歓声は上がらない。静かな空間の中で、シャッター音だけが響き渡った。  主戦のルメールは、感謝の言葉を手紙にしたためて読み上げた。「きょうは、日本の競馬を塗り替えた素晴らしい馬をお祝いする日。最初から特別なたたずまい、走る姿、ファイティングスピリットを持っていました。記憶に残るパフォーマンスを見せてくれました」と最愛のパートナーとの別れを惜しんだ。  国枝師も感慨深げだ。「ジーンとくるものがある。レースでの一番の思い出は最初のジャパンCですごい時計(芝2400

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