GI当日のローカルメインということで地味なイメージは拭えないが、スティッフェリオ、ウインブライト、マルターズアポジー、ヤマカツエース、ミトラと、以降の重賞でも活躍していく馬をしばしば輩出している一戦。「出世レース」としての一面にも注目したい。 1.前走凡走馬が巻き返す 昨年の勝ち馬クレッシェンドラヴはオールカマー5着から、一昨年の勝ち馬スティッフェリオはオープン特別4着から、17年の勝ち馬ウインブライトも前走毎日王冠10着からの巻き返しだった。また、15年の勝ち馬ヤマカツエースも前走の富士Sで13着、14年の勝ち馬ミトラも前走富士Sで6着。新潟開催だった11年を除く過去9年中、8年で前走馬券圏外の馬が勝利してい…