盛岡のダートコースはちょっと変わったところがあり、見た目にそれほど速くは見えなくても、時計を見るとびっくりするほど速かったということがたまにある。今回の南部杯がまさにそれ。勝ちタイムの1分32秒7は、2016年の南部杯でコパノリッキーがマークしたタイムを0秒8短縮。2001年の武蔵野Sでクロフネがマークした1分33秒3という、ダート1600mの日本レコードも更新した。 そもそも今年の盛岡ダートコースはかなり時計が速く、マテラスカイが2番手からヒロシゲゴールドを差し切ったクラスターCも1200m=1分8秒5というダート1200mの日本レコードだった。 南部杯当日は曇・良で始まったが、発表によると5レース前から雨が降り出し6レース…