上半期を締めくくる牝馬限定重賞で、1996年に別定重量戦として創設されたが、シーズン末期ということあって頭数確保のために06年からハンデキャップ競走へと変更されている。阪神競馬場2000mという舞台に変更はないが、2006年のコース改修により内回りコースが使用されるようになった。過去10年間で1?3番人気馬は5勝2着2回3着2回と波乱傾向。牝馬限定のハンデ戦らしく1番人気馬は2勝2着1回3着1回と苦戦している。 前々走の中山牝馬S2着◎リュヌルージュに期待したい。未勝利戦を勝った直後にホープフルS、そしてゆきやなぎ賞というローテーションを選択したあたりに厩舎の期待が窺える。これまでも堅実にキャリアを積み重ねてきた馬だが、阪…