31日に行われる日本ダービー(3歳・牡牝・GI)の舞台となる東京芝2400m。このコースについて解説していく。 東京競馬場の芝コースは左回りで1周距離2083.1m。これは新潟競馬場に次ぐ広さで、ゴール前直線も525.9m、幅員は最大41mと、まさにチャンピオン決定戦にふさわしいコースだ。広い幅員を生かし、A?Dのコースを使い分けることによって馬場の傷みの分散化を図っている。 東京芝2400mはスタンド前からのスタート。350mほど走ったところで初角となる1コーナーに突入する。向正面半ばまでゆったり下って、一旦上ってから下り、3コーナーの中間地点が最も低くなる。4コーナーを回って直線入り口に急坂が待ち構えており、坂を上り切ったラス…