今年のオークス(日曜=24日、東京芝2400メートル)は主役を務める無敗の桜花賞馬デアリングタクトに、スイートピーSをこれまた無敗で制した新星デゼルが挑戦する構図が出来上がりつつあるが…。 関東馬が“場を貸すだけ”なのかといったらそうでもなく、インターミッション、ウインマリリン、マルターズディオサの3頭出し手塚厩舎に、マジックキャッスルの国枝厩舎、そしてサンクテュエールを送り出す藤沢和厩舎など、近年の美浦をけん引する有力厩舎が駒を揃えてきたことは注目に値する。 その中でも藤沢和厩舎はソウルスターリング(2017年オークス)、グランアレグリア(19年桜花賞)と、近年は3歳牝馬クラシックでの強さが際立つ存在。 …