大阪杯G1に格上げされてから最少となった12頭の出走馬が大阪杯のゲートを飛び出した。 最も速いスタートを切ったのは、ミルコ・デムーロのラッキーライラックだった。 「今日は仕上がりがよく、集中していた。スタートを上手く出てくれました。(前走の)中山記念は反応が悪かったけど、今日はスタートからぜんぜん別の馬だった」とデムーロ。 出たなりで先頭に立ったラッキーライラックは、外から上がってきたダノンキングリーとジナンボーを先に行かせた。 ラッキーライラックを管理する松永幹夫調教師はこう振り返る。 「スタートがすごく決まって、いい位置取りになりましたね。自分から取りに行ったのではなく、自然とあの位置になった…