“奇跡の復活”-。日本中の競馬ファンが驚かされたレースだった。 平成時代の有馬記念名勝負を振り返る「平成有馬列伝」。平成5(1993)年の有馬記念を制したのは、前年の有馬記念11着以来、364日ぶりの実戦となったトウカイテイオー。1年前の雪辱を果たすとともに、父シンボリルドルフ(84、85年)と…