日本とインドの競馬

  •  先週の日曜日に行われたインドダービーは、C.ルメール騎手が参戦した(14着、騎乗馬サイキックスター)ことに加え、勝ったランケリーノの父が日本で活躍したフィエロだということでも話題になった。  フィエロは社台ファーム生産のディープインパクト産駒で、競走馬時代、金子真人ホールディングスが所有し、藤原英昭調教師が管理した。重賞は勝てなかったが、2014、15年のマイルCSで2着、16年の安田記念で3着になるなど、マイル路線で存在感を見せた。  インドで種牡馬となった日本馬として思い出されるのは、1956年に日本ダービーを制したハクチカラである。同馬は1958年に保田隆芳騎手(当時)とともにアメリカ西海岸に遠征した。これが日本

あなたにおすすめ

©NetDreamers