血統面から“新星”サトノレーヴを中心に 秋のGIシリーズの開幕を告げる電撃戦だが、抜けた存在がいない。 昨年の勝ち馬ママコチャ、今春の高松宮記念の覇者マッドクールに加え、6年ぶりに外国馬、香港から2頭が参戦と多士済々なメンバーが顔をそろえたが、さてどれを中心馬にするか。群雄割拠のスプリント界に突如として現れた新星にも心が動かされるし、取りあえず、目につく有力馬たちを列挙してみることにした。 この10年で8回も連対を果たしている牝馬だが、とにかく、背負う斤量が牡馬にくらべて有利だ。GIに昇格してから、サクラバクシンオー、ロードカナロア、レッドファルクスに続き4頭目の連覇をめざす牝馬のママコチャは、昨…