豪州のサラブレッドマーケティング団体であるオスホース(Aushorse)が、オーストラリアのサラブレッド産業を世界中に発信。 今回は、日本でも活躍が目立つオーストラリア血統を評論家の栗山求氏がご紹介します。 ※当コラムは無料でお楽しみいただけます 盛んな馬産と高速決着が育むスピードの血脈 オーストラリアは世界有数の馬産大国として知られている。2019年の生産頭数はアメリカに次いで世界第2位。 アメリカ 19925頭 オーストラリア 12944頭 アイルランド 9295頭 日本 7390頭 アルゼンチン 6256頭 アメリカ競馬はダートが主流で、ヨーロッパは芝が主流。ただ、後者に関しては時計の掛かる馬場で行わ…