今年のエプソムCで重賞初制覇を飾り、秋は毎日王冠から始動する4歳馬・ノースブリッジ。近年、レース後の休養や調整などで“外厩”を使うのが主流ですが、ノースブリッジはなんと2歳の暮れからいままで、ずっと在厩で調整されています! 普段の様子や、どのようにトレセンで過ごしているかなど、管理する奥村武調教師にうかがいました。 (取材・文=デイリースポーツ・刀根善郎) 普段は、かなり凶暴です(笑) ──この馬は2歳の暮れからずっと在厩調整で管理されています。 奥村 きっかけは(デビュー2戦目の)葉牡丹賞を使った後。右前の蹄にトラブルが生じ、蹄葉炎になりかねないような状況にありました。獣医師さんや装蹄師さんに対応しても…