渋い粘り強さが逆にダートで強みとなる ドバイ帰りの馬、オープン初挑戦馬、ダートの実戦経験なしの馬もいて、例年以上に比較の難しい3歳初のダート重賞。過去26回のユニコーンSで、初ダートを克服して3着以内に快走したのは、2004年2着のダイワバンディット、2008年3着のアポロドルチェ、2019年1着のワイドファラオ。たった3頭しかいない。 ダート初挑戦のインダストリアに期待するが、厳しい挑戦が予測される。ただ、好走した3頭には共通点がある。直前、GIのNHKマイルC1600mに挑戦していたことだった。勝ったワイドファラオは1分32秒8で芝のマイルGIを0秒4差。なおかつ、ニュージーランドT1600mの勝ち馬でもあり、マイルのGI級でダートを…