福永騎手からは伝統のレースを制した誇りが感じられた 京都の3200mより、阪神の3200mの方が「厳しい流れになる」と予測されていた通り、きわめてタフな2マイルになった。結果は阪神3200mのレコード。 前後半の1600mに2分すると「1分35秒6-1分39秒1」=3分14秒7。後半の方が「3秒5」もタイムを要する激しい内容だった。ペースの緩んだ部分はほとんどなく、800mずつに4等分すると、「47秒7-47秒9-49秒8-49秒3」となる。 みんなが苦しくなったレースの終盤は「37秒4-13秒0」。それでも追い込んで上位に入線した馬はなく、上位を占めたのは厳しいペースで先導したディアスティマ(父ディープインパクト)からあまり離れずに追撃した馬だけだっ…