パワフルなスピード能力全開 ジャンタルマンタルを筆頭に、勝って不思議のない候補が数頭にとどまらない好カードになった。ゴール前の大接戦が予測される。 6歳の秋になって「白毛」に見えるほど真っ白な芦毛となったガイアフォース(父キタサンブラック)に期待したい。馬体が大きくなり、動きは4歳、5歳時より力強く、ダイナミックに弾んでいる。前回の富士Sと同じように早めに進出するなら、もう簡単に失速することはないと思える。もともとが先行タイプだ。 ジャンタルマンタルを封じた前走の富士Sは、相手が59キロでここに向けてのステップの一戦。完調手前だったのは事実でも、ガイアフォースは久しぶりの先行策で乗り切り1分31秒7。…