12月7日、JRA馬事公苑で開催されるRRC(引退馬競走杯)FINAL。元競走馬たちが舞台を新たに活躍を見せる大会の開催を前に、現役JRA騎手・和田竜二騎手に「競走馬のセカンドキャリア支援」についてお話を伺いました。 競馬界が抱える課題のひとつ「競走馬のセカンドキャリア」。長年、その支援を続けている和田騎手が、競馬界と馬術界を繋ぐ意義、現状の手応えと課題、情報発信を通じた反響について語ります。そして今回、セカンドキャリアとして注目を集めるRRCへの熱い思いも明かしてくれました。 (取材・文=小田穂乃実) 「動画がきっかけで乗馬を始めました」広がる活動の輪 ──引退馬支援に関してこれまでの活動を振り返っていただけますか…