11月16日、京都競馬場で行われるエリザベス女王杯。秋の淀で行われる最強牝馬決定戦に、フェアエールングと丹内祐次騎手のコンビが挑みます。 「うちの馬でGIジョッキーに…」──和田正一郎調教師にお話を伺うと、厩舎としても繋がりが深い丹内祐次騎手への思いを打ち明けます。フェアエールングも今年に入り重賞を4戦。その全てで掲示板内に好走するなど5歳にして充実期を迎えています。丹内騎手との好相性コンビで挑むGIの大舞台へ向け、和田師は「ついにここまで来てくれた」と感慨深げ。そこにあった、決して平坦ではなかった道のりを振り返っていただきました。 (取材・構成=小野響介) 今年躍進の秘訣は「心身ともに成長した」こと ─…