宝塚記念組にも注目 ずらりGIウイナーが揃い、秋の天皇賞は今年も豪華な顔ぶれとなった。昨年は世代を超えたダービー馬同士で決着していたが、今年はどんな結果を想定したらいいのか。この7年、春のGIからの直行組が勝ち続けてきたが、取り合えずはそこから検討を始めてみたい。 まず目に止まるのが、3歳馬マスカレードボール。皐月賞は1コーナー手前での接触があって後方からの競馬になり、力で3着まできていたが、日本ダービーは大外枠から大きなフットワークでしっかり折り合い、4分の3馬身までつめて2着と安定した戦い方をしていた。3年前のイクイノックスと同様、ここでGI初制覇を見てみたい。 この10年で3歳馬の優勝はエフフォーリ…